15年夏旅「桂林山編、龍勝棚田」

この夏に66日かけて中国を軽く一周してきた。
上海発、南はベトナム国境広西省、西はネパール国境雲南省、北はロシア国境内モンゴル、東は北朝鮮国境遼寧省。
今まで内陸の歴史のある街をメインに旅してたけど今年は外側の少数民族自治区をメインに旅をした。

まずは広西省チワン自治区桂林へ！

桂林は大きく分けて三ヶ所に分かれる。北の龍勝エリアと中央の桂林市街地エリア、南の陽朔エリア。
中心部は何もない。いわゆる水墨画の景色が見られるのは陽朔エリア。
でも陽朔も龍勝も電車が通ってないので桂林市を中継地点にする。
7月8日、上海南を夕方に出発。20時間電車に揺られて桂林へ。

椅子席も慣れたもんで俺は20時間位なら寝ない。寝ようとしてねれないのはキツいんであえて寝ずに本読んだりドラマ見たりしてる。

翌朝には桂林に着いてとりあえず桂林名物桂林ビーフンだけ食ってこの日は桂林市に泊まって翌日龍勝に向かった。

龍勝に向かった目的は棚田！！！
龍勝行って「棚田に行きたい！」って言ったら龍勝棚田には更に三カ所あると知らされる。
龍脊棚田、平安塞、大塞。分かんなかったんでたまたま来た平安塞行きのバスに乗る。

龍勝棚田は東から大塞、平安塞、龍脊棚田と並んでて大塞が大きく龍脊が小さい。平安塞と龍脊は徒歩30分程度で着くけど大塞は徒歩だと4時間かかる。
なんで、正直行くなら大塞だけでいい気がする。どうしても行くなら龍脊か大塞発で平安塞経由でもう一方に行くルートがいいと思う。
この日は近く軽く散歩だけして翌日朝から平安塞と龍脊地区を見て回った。

棚田もだけど少数民族自治区ってんで建物も漢族の居住区とは違う趣があっていい。

昼過ぎに平安塞に戻ってそのまま大塞に向かうことにした。

この途中の棚田が地味に一番きれいだった気がする(笑)
この日は晴れて気温も上がって炎天直下の中の4時間はなかなかこたえたが・・・
大塞には夕方5時過ぎに着いたけど疲れてたのとこの時胃の調子悪くてキツかったのもあって
遊んで回らずこの日はすぐに寝た。翌日は5時起きで日の出を見に行った。

ブログのTOPに使っているのもこの写真で一切加工していない。
これは早起きしていった甲斐があったなと感動。

真っ暗な世界があっという間に真っ白に変わっていく感じ・・・早朝から山のてっぺんに沢山の人が集まる理由が何となくわかった。
ユースに戻って少し休憩して裏の一番高い展望台に登ることにした。

絶景以外の形容詞が見当たらん！ほんの1時間程度の道のりだけど傾斜があるんでなかなかきつい。なんでココに来る人は下から上はロープウェー乗って降りる時に徒歩にすることをオススメする。
夕方桂林行きの直行バスに乗って帰った。翌日は南部陽朔地区へ向かう！！！

上海～桂林(列車)1550km
桂林～龍勝(バス往復)170ｋｍ(計1720km)

桂林